「乳歯は虫歯になっても、結局は生え変わるから大丈夫?」か、という問いについては、これは大きな間違いです!
乳歯の内の虫歯を放置しておくと次のようなデメリットがあります。
- 乳歯の虫歯を放置しておくと、お口の中の虫歯菌が増殖しているので永久歯も虫歯になりやすい。
- 虫歯でしっかり噛めないとその後のアゴの発達に悪影響が出やすい。
- 乳歯の根の奥に永久歯があるのですが、乳歯の虫歯を放置しておくと永久歯のエナメル質ができにくいなどの悪影響が出る。
- 乳歯は永久歯が生えてくるスペースを確保するという役割もありますが、虫歯で歯がなくなったり、欠けたりすると永久歯の生えてくる十分なスペースが確保できなくなり、歯並びが悪くなる。 など
こうした様々な悪影響をさけるために、予防処置を行い、虫歯の早期発見、早期治療をし、お子さまの歯の健康管理をするのが、小児歯科の仕事です。