歯科医の目線で歯垢(プラーク)をしっかりと行うための歯磨きをアドバイスいたします。
簡単なことばかりですので習慣づけると虫歯知らずの健康的な歯とお口の環境を維持することができます。
是非、実行してみてください。
歯を磨く順番を決めておく
「長い時間、歯を磨く時間の余裕がない!」という時には、歯を磨く順番を決めロスのない最短ルートを作り、効率よく歯磨きをしましょう。
例えば、上の歯の外側を一周したら中側を一周し、下の歯も同じ順番で磨くなど自分の中でルールを作ります。
歯を磨く順番を決めずバラバラに磨いている方も多く、いつも磨けていない箇所や何度も磨いている箇所があることも多いです。
お子様の歯磨きも同様に、磨く歯の順番を決めることで、ロスなく歯磨きすることができます。
鏡の前で歯磨きしよう
テレビを見ながら、お風呂に入りながらなど「ながら磨き」をしている方も多いですが、歯磨きは鏡の前ですることをおすすめします。
お子様でも自分で歯磨きができる年齢になったら鏡の前でどこの歯を磨いているか確認させることが大切です。磨いているつもりの歯と、実際に磨いている歯がずれている場合も多く、磨き残しの原因となります。
どうしても鏡の前での歯磨きが面倒なときは、歯磨きの最後に、鏡の前で磨き残しチェックをする習慣を付けることをおすすめします。
歯垢染めだし液でチェック
子ども・大人に関わらず、それぞれ歯磨きにクセがあり、いつも磨けていない部分があるものです。
たまに染め出しを行いプラークの位置を鮮明にし、歯磨きのクセをチェックし矯正することをおすすめします。
歯医者さんで歯磨き指導を受ける
子どもはもちろん、大人も歯の正しい磨き方を知らない人のほうが多いといわれています。
歯磨きの効率的な方法を知りたいなら、プロの指導を仰ぐことが一番の近道です。
最近は、予防歯科に力を入れている歯医者さんも多く、ほとんどの歯医者さんで歯磨き指導をしてくれます。「歯磨き指導」を希望され、いつもの歯ブラシを持って行きましょう。