子どもに歯列矯正を行う際のメリット・デメリットは以下の通りです。子どもの矯正は、大人の矯正の目的は異なり、また、その決定権もお父様、お母様、保護者となります。
治療には、患者様となるお子様ご自身の協力も重要になってきます。
メリット
- これから起こる成長を利用しやすい。
- 虫歯や修復歯、欠損歯が少ないので、矯正歯科治療を行う上での選択肢に幅がある。
- 歯の移動に伴う歯肉の退縮や骨の減少が起こりにくい。
デメリット
- 保護者の方の意見が優先されがちで、患者さん本人が消極的な場合は、治療の協力(歯みがきも含めて)が得られにくい。
- 成長に伴う環境の変化、また患者さん自身にも変化が見られるので、治療に対するモチベーションを維持するために、特に注意を払う必要がある。