「おやつ」だけに限らず、だらだらと食べると歯が溶けるタイミングが増えるため、虫歯になりやすくなってしまいます。お子様はもちろんですが、大人であっても以下のポイントに気を付けておやつを食べましょう。
歯にいい食べ方3つのpoint!
①時間を決めて食べる
②食べる量を決める
③あまいものとあまくないものを組み合わせる
虫歯になりにくいおやつの選び方
自然な甘みは、虫歯菌も増殖しにくいため、お子様のおやつに適しています。
虫歯菌は、砂糖量が多く、ベタベタと歯につくおやつや食べ物があると繁殖しやすいのです。
歯にいいおやつ
虫歯になりにくいおやつ |
虫歯になりやすいおやつ |
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おにぎり |
野菜・果物 |
ふかしいも |
スナック菓子 |
ホットケーキ |
ドーナツ |
クッキー |
グミ |
キャンディー |
キャラメル |
かみかみこんぶ |
せんべい |
チーズ |
ゼリー |
プリン |
アイスキャンディー |
ケーキ |
チョコレート |
ラムネ |
ソフトキャンディ |
麦茶 |
牛乳 |
ヨーグルト |
蒸しパン |
菓子パン |
ウエハース |
100%ジュース |
スポーツドリンク |
乳酸菌飲料 |
炭酸飲料 |
砂糖が口の中に入ると、虫歯菌はベタベタした歯垢をつくり、歯の表面にすみつきます。そして、砂糖をエサに酸を出して歯を溶かします。子どもの場合、3食の食事からでは補えないエネルギーと栄養をおやつによって摂取させます。
歯にいいおやつの組み合わせ
1~2歳児
バナナ(半分)と
牛乳
ふかしいも(2~3切れ)と牛乳
3~5 歳児
むしパンと
牛乳
せんべいと
麦茶
小学校(低学年)
ジャムパンと
牛乳
スナック菓子と
麦茶
歯に悪いとされているおやつでも、時間を決めて食べる習慣をつけるなどの他、ハミガキやフッ素でお手入れをすることで、ある程度は虫歯を予防することは可能です。歯に良いおやつであってもハミガキやフッ素をおろそかにしては虫歯になってしまいます。虫歯菌が多いと虫歯になりやすため、当サイト監修歯科医院で行っている「虫歯菌チェック」をやってみるのもいいかもしれません。お子様が虫歯になりやすいタイプかのリスクを知ることも大切です。
また、「定期的にフッ素を塗りに歯医者さんに通っているのに虫歯になってしまう・・・」などのお悩みがある場合は、食生活に問題がないか見直してみましょう。
「おやつ」の使い方
- 子どもと出かけるとき、必ずおやつを持っていく。
- 子どもを大人しくさせるため、何かを食べさせる。
- 「○○したらケーキを買ってあげるね。」などのご褒美をみせる。など
上記のことを子どもに続けると、おやつでご機嫌を取ることが習慣化してしまいます。そして、子どもは「泣けばまたもらえる」「駄々をこねればいい」と思ってしまいます。また、祖父母やお友達の家で食べるお菓子は、“お出かけのときだけに食べられる特別なもの”と予め言い聞かせておくことも大切です。