乳歯が生えてきたら、歯磨きと併せて仕上げ磨きを行いましょう。また歯医者さんで歯の定期健診も行いましょう!
乳歯は、永久歯より小さくエナメル質が薄くなっており、虫歯になると、あっという間に神経まで届いてしまうので要注意です。乳歯が生えてきたら、仕上げ磨きはもちろん、歯科医院で定期的に健診を受けるようにしましょう。
また、子どもに歯みがきを習慣化させるためには、まず歯ブラシに「慣れる」ことが大切です。
乳児および幼児期では、口元を触ってスキンシップを取ったり、実際に歯ブラシを持たせたり、歯ブラシを噛ませても大丈夫です。少しずつ慣らしていきましょう。
但し、3才を過ぎたお子様は、歯ブラシに慣れるというだけではなく、自発的な歯磨き習慣化させることが大切で、歯ブラシを噛む行為などはさせないようにしましょう。
仕上げ磨きは何歳まで?
生えたばかりの永久歯はむし歯になりやすいので、上の前歯が生え替わる9才くらいまで仕上げ磨きを続けるとよいでしょう。
永久歯に生え変わった9才以上の子どもにも、保護者が時々、口の中をチェックし、磨き残しがある場合は子どもに歯磨きを教えたり、仕上げ磨きをしてあげましょう。
歯医者さんに相談し、歯磨きのトレーニングをしてもらうのもいいでしょう。
当サイト監修歯科医院でも行っておりますので、遠慮なくご相談ください。
子どもが自分で歯磨きを始める時期
子どもがスプーンなどを自分で使えるようになったり、ハブラシをしっかり持って自分の口の中に入れるようになったら、子ども自身に歯磨きをさせるように訓練しましょう。早い時期から子どもが自分で歯磨きする習慣をつけることも大切です。
子どもが自分で歯磨きを始める時期は、自分では上手に歯磨きができませんが、口に入れているだけでも自発的に歯磨きをさせることが大切です。子どもが歯磨きしている間は見守り、子どもが歯磨きし終わったら、ほめてあげましょう。その後、保護者が必ず仕上げ磨きをしましょう
歯磨き後のうがいは何回?
フッ素配合のハミガキ剤を使っている場合、歯質の強化を促進するため、フッ素を口の中に残しておくことが大切です。すすぎは、1回程度にとどめておく方がおすすめです。