虫歯を防ぐには、「歯磨きの基本」を守りながら、ハブラシが届きにくい歯も、工夫して丁寧な歯磨きで歯垢(プラーク)をしっかりと取り除くことが大切です。
歯磨きの基本
歯垢(プラーク)はなかなか取りきれないため、丁寧に動かしましょう。強い力で動かすとハブラシの毛先が広がって歯ぐき(歯肉)を傷つけたり、歯垢(プラーク)が逆に取れにくくなったりします。さらに子どもが痛がり、歯磨きを嫌がる原因になってしまうこともあります。歯並びに合わせることも大切です。
毛先を歯の面にあてる
ハブラシの毛先を歯と歯ぐき(歯肉)の境目、歯と歯の間に、きちんとあてる
軽い力で動かす
毛先が広がらない程度の軽い力(150~200g)で歯磨きをする
小刻みに動かす
5~10mmの幅、1~2本ずつを目安に小刻みに動かす
でこぼこ歯並びは1本1本丁寧に
前歯のでこぼこしている歯は1本1本にハブラシを縦にあてて毛先を上下に細かく動かす
背の低い歯はブラシを斜めに
奥歯の背の低い歯に対しては、ハブラシを斜め横から入れて、細かく動かしましょう。
歯と歯ぐき(歯肉)の境目は45度の角度に
歯と歯ぐき(歯肉)の間は、歯ぐきに対しては45度の角度に毛先をあてハブラシを5mm幅程度で動かす
1か所につき20回以上
ブラッシングの時間は3分以上が目安です。歯垢(プラーク)は取れにくいので丁寧に優しく磨くことが大切です。